
定価 1,650 円(税込)
著者 倉田 信靖(クラタ ノブヤス)
B6判 上製168頁
ISBN978-4-89619-942-0
・内容紹介
新渡戸稲造や杉原千畝の行動は、 私をすてた公徳心の発揮によるもので、 日本人の誇るべき徳であり世界の平和に資するものである。 公徳の本質と具体例を語り、 その重要性を世界に発信する注目の書。
・著者紹介
倉田 信靖(クラタ ノブヤス)
著・文・その他
1937年生まれ。大東文化大学文政学部卒業。大東文化大学教授。同大学名誉教授。マスコミ総合研究所理事長。米国ウィラメット大学名誉人文学博士。
現在、東京国際大学理事長・総長。
令和3年秋叙勲旭日中綬章。
・目次
はじめに
「公徳心」の系譜
「秘すれば花なり、秘せずば花となるべからず」と「公徳心」
「徳」の定義
「公」についての日本語と漢語の使用例
『論語』に「公徳」なし
福澤諭吉の「公徳」論
「公徳」を評価した夏目漱石
『吾輩は猫である』の「公徳」の二義性について
『論語』の「徳」とは
『呂氏春秋』に知見する「公」と「徳」
福澤諭吉の「智徳」と「公徳」論
朱子学をこえた日本
国史の「公」秩序と朱熹
なぜ「公徳心」なのか
新渡戸稲造の「智徳」
渋沢栄一の「私徳と公徳」意識
後藤新平と「公徳心」
新渡戸稲造『武士道』上梓から三十四年後の真実
「公徳」の欠落した漢字文化圏
「公徳」とはなにか
「国際連盟」初代事務次長としての日本人
「公徳心」の発露
パリ講和会議における日本提案の「人種差別撤廃案」
乃木希典とダグラス・マッカーサーの「公徳心」
「徳」のきずな日本外交
杉原千畝と「公徳心」
肥沼信次博士と「公徳心」
結びにかえて
参考文献
謝 辞