
定価 9,900 円(税込)
著者 濱 久雄(ハマ ヒサオ)
A5判上製函入 430頁
ISBN978-4-89619-968-0
・内容紹介
著者の公羊学に関する貴重な論文13篇
・著者紹介
濱 久雄(ハマ ヒサオ)
著・文・その他
著者略歴
大正 14 年生まれ。 大東文化学院専門学校、 中央大学法学部卒。 現在、 財団法人無窮会専門図書館長。 全日本漢詩連盟理事。 文学博士。
著 書
『公羊学の成立とその展開』 (国書刊行会)
『西太后』 (教育社)
『山田方谷の文』 (明徳出版社)
『明夷待訪録』 (明徳出版社)
『勧学篇』 (明徳出版社)
『牧野黙庵の詩と生涯』 (明徳出版社)
『岸上質軒の漢詩と人生』 (明徳出版社)
『二松学舎奇傑の士 佐藤胆斎』 (明徳出版社)
『中国思想論攷―公羊学とその周辺―』 (明徳出版社)
『東洋易学思想論攷』 (明徳出版社)
『東洋思想論攷―易と礼を中心として―』 (明徳出版社)他
・目次
第一章 中国経学史における今古文学の思想対立
はじめに
一、今古文学の比較とその成立過程
二、西漢末期における古文学の抬頭
三、今古文学対立の特色
おわりに
第二章 後漢における公羊学の展開-何休の思想を中心として―
はじめに
一、後漢における公羊学の系譜
二、何休の時代背景とその思想
三、経学をめぐる何休と鄭玄の比較
おわりに
第三章 同治時代における公羊学の展開-戴望の学問と思想-
はじめに
一、戴望の学問形成過程
二、戴望の実学思想
三、『戴氏注論語』に見える公羊思想
四、戴望の詩と公羊思想
おわりに
第四章 陳奐の経学思想
はじめに
一、陳奐の学問形成過程と時代背景
二、『詩毛氏伝疏』の方法と特色
三、『公羊逸礼孜徴』の方法と内容
おわりに
第五章 逸礼考
はじめに
一、逸礼をめぐる問題点
二、『佚礼扶微』と『公羊逸礼攷放徴』との比較
三、逸礼と『礼緯』との関係
おわりに
第六章 『尚書大伝』考
はじめに
一、『尚書大伝』とその成立
二、陳寿祺の『尚書大伝定本』について
三、王闓運と皮錫瑞の『尚書大伝』
おわりに
第七章 陳寿祺の学問と思想
はじめに
一、陳寿祺の学問形成と『尚書大伝』
二、『五経異義疏証』の著作意図と問題点
三、『五経異義』を巡る許慎と鄭玄の論争点
おわりに
第八章 康有為の変法思想と春秋学―『春秋董氏学』を中心として―
はじめに
一、康有為の変法思想の形成過程
二、『春秋董氏学』の構成と理念
三、康有為の春秋理念と春秋礼
おわりに
第九章 康有為の公羊思想と春秋学―『春秋筆削大義微言考』を中心として―
はじめに
一、康有為の本書執筆の意図と八綱領
二、本書の構成と康有為の何休学受容の態様
三、本書に見える康有為の政治思想
おわりに
第十章 康有為の公羊思想と孟子観
はじめに
一、『孟子微』執筆の意図と構成
二、孟子と公羊学との関係
三、『孟子微』に見える康有為の政治経済思想
おわりに
第十一章 文人としての康有為―その詩文と書について―
はじめに
一、康有為の詩について
二、康有為の文章について
三、康有為の書について
おわりに
第十二章 無窮会専門図書館架蔵の公羊学関係漢籍文献について
第十三章 私の公羊学研究―その回顧と展望―
はじめに
一、蘇輿の『春秋繁露義証』と恩師王先謙
二、公羊学の中国思想史に占める地位
三、劉逢禄の公羊学に関する認識と研究方法
四、満州国建設の理念と公羊学
初出論文
あとがき
索引